創薬等支援技術基盤プラットフォーム(創薬等PF、PDIS)事業の背景には、旧来の構造生物学と生命科学の融合を目指す構造生命科学(Structural Life Sciences、SLS)の概念が存在しています。本ニュースウオッチでは、Nature (Nature Publishing Group), Science (AAAS/Science)などのジャーナルや各機関のプレスリリースなどから、生命現象全般を対象とした研究の成果・手法・動向を取り上げてお届けします。また、創薬等PFとその前身のターゲットタンパク研究プログラムTPRP)の活動・成果についても随時ご報告致します(タイトルにPDISまたはTPRPと表示いたします)。なお、NEWマークは、直近1週間以内に掲載した記事に付しています。

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2016年09月25日 
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  • Corresponding author: 浜地 格(京都大学)
  • リガンド依存性イオンチャネル(LGICs)の一種であるGABAA受容体(GABAAR、参考図1参照)にはリガンド結合のオルソステリック部位とアロステリック部位が多数存在し、その活性がアロステリックに制御されることが知られている。研究チームは今回、リガンド指向型アシルイミダゾール(LDA ……
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2016年09月25日 
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  • Author: Robert Tycko (National Inst. Diabetes and Digestive and Kidney Diseases, NIH)
  • Aβ線維は不溶性かつ非晶質なためこれまで構造決定が困難であったが、2016年、Wältiら(2016/7/30 ニュースウオッチ参照)とColvinら(2016/6/29 ニュースウオッチ参照)の2研究チームが共に固体NM ……
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2016年09月25日 
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[論文] CRISPR/CAS9技術による染色体転座の効率的生成と復帰
  • Corresponding author: Tilmann Bürckstümmer (Horizon Genomics GmbH)
  • 染色体転座は、融合遺伝子を生成し、癌細胞の顕著な特徴の一つであり、そのモデル細胞株が求められている。
  • CRISPR/Cas9システムを利用して、細胞内で染色体転 ……
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2016年09月24日 
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  • Corresponding authors: 外川内亜美(鹿児島大学);白水美香子(理化学研究所)
  • メロン(Cucumis melo L.)由来のククミシン(cucumisin、EC 3.4.21.25)は、前駆体から88残基/10 kDaのプロペプチドが除去されて、3つのドメイン(スブチリシン様触媒ドメイン、プロテアーゼ関連ドメインおよびC末端フィブロネクチン-Ⅲ-様ドメイン) ……
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2016年09月24日 
  • Corresponding author: 近藤昌夫(大阪大学)
  • 最も悪性の腫瘍は上皮由来の癌(carinomas)であり、子宮癌、乳癌、前立腺癌、および膵臓癌などで、様々なクローディン(CLDNs)、中でもCLDN-3とCLDN-4、が過剰発現する。
  • CLDNs標的療法には、まず、CLDNバインダーが必須であるが、CLDNの細胞外ドメインが小型であること(第1ドメイン ……
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2016年09月24日 
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  • Corresponding author: 清水謙多郎(東京大学)
  • 尾部アンカー型(tail-anchored、TA)タンパク質はC末端側に膜貫通ドメイン(TMD)領域をもち、N末端が細胞質内に位置するタンパク質の総称であり、膜タンパク質の3-5 %を占めるが、小胞体膜への挿入機構が独特である。TAタンパク質はシグナル配列がリボソームから細胞質へと出る前に翻訳が終結するため,ほとんどの膜タンパ ……
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2016年09月23日 
  • トムソン・ロイター毎年恒例の「トムソン・ロイター引用栄誉賞」が発表された。この賞は、学術論文の被引用関係の分析に基づいており、受賞者の中からノーベル賞受賞者が出ていることで知られている。
  • 日本からの2016年トムソン・ロイター引用栄誉賞受賞者
    • 生理学・医学分野
      「プログラム細胞死1(PD - 1)およびその経路の解明により、がん免疫療法の発展に貢献」  ……
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2016年09月23日 
  • 2016年9月16日に、米国保健福祉省(Health and Human Services, HHS)とNIHは、臨床試験の実施と結果のデータベース“ClinicalTrials.gov”への登録を法的必要条件とする制度改革を発表した。今回発表された“Clinical Trials Registration and Results Information Submission”の710頁にわたるFinal Ruleは ……
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2016年09月22日 
  • Author: Heidi Ledford (Nature レポーター)
  • USTPOにおける特許係争は、CRISPRシステムの真核生物細胞ゲノム編集への展開は “obvious”であり“ordinary”な技術を備えた人材であれば誰でも実現できることであるか否かの論争や、証人喚問を巡る争いなど、泥沼化してきた。
    • UC Berkelyは、「CRISPRシス ……
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2016年09月22日 
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CRISPR関連文献メモ_2016/09/22(6件)
  1. [RESEARCH HIGH LIGHT/論文] 新ゲノム編集技術:構造をガイドとするエンドヌクレアーゼ(structure-guided endonuclease, SGN)を開発
    • RESEARCH HIGHLIGHT corresponding author: Shawn ……
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2016年09月21日 
  • Corresponding author: 浜地 格(京都大学)
  • 亜鉛イオンは全生物に必須である。タンパク質に結合した亜鉛は金属タンパク質の構成要素あるいは酵素補因子として機能し、緩やかに結合あるいは独立の亜鉛は神経活動などを制御するシグナル分子として機能する。亜鉛の可視化は実現され、細胞内外の条件に依存して亜鉛の分布が大きく変動することも明らかにされてきたところ、今回、AIZinを開発する ……
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2016年09月21日 
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  • Corresponding authors: 吉森 保;竹原徹郎(大阪大学)
  • 非アルコール性脂肪性疾患(Non-alcoholic fatty liver disease, NAFLD)は、世界的に最も蔓延している肝疾患であり、単純な脂肪症から肝細胞障害を伴う非アルコール性脂肪性肝炎(nonalcoholic steatohepatitis, NASH)に至る症状を呈する。このNAFLDでは肝 ……
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2016年09月21日 
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  • Corresponding author: 多胡めぐみ(慶應義塾大学)
  • IL-33(インターロイキン33)は、マスト細胞を含む免疫細胞に主として発現するST2L(*)のリガンドであり、IL-6のような炎症誘発性サイトカインを誘導し、アレルギー性炎症性疾患の病因とみられることから、炎症性疾患の治療標的として注目を集めている。
    > ……
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2016年09月21日 
  • Corresponding author: 藤井晋也(東京大学)
  • プロゲステロン受容体(PR)は、女性の生殖機能を含む多様な生理機構の鍵となっており、PRアンタゴニストは、子宮平滑筋腫、子宮内膜症、乳癌、さらには、ある種の精神疾患などの治療ターゲットである。
  • 研究チームは今回、ベンゼンスルホンアミド骨格がPRアンタゴニストの新規足場として機能することを見出し、3-クロ ……
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2016年09月21日 
  • Corresponding author: 棚谷 綾(お茶の水女子大学)
  • プロゲステロン(progesterone)は核内受容体スーパーファミリーに属するプロゲステロン(PR)に結合し、女性の生殖機能を始めとする多様な生理機能に関与する。研究チームは芳香族ヘテロ環を有する新規クマリン誘導体を設計・合成し、その構造活性相関と蛍光特性を解析した。
    • ヒト乳癌由来T47D細胞を ……
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2016年09月21日 
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  • Corresponding authors: 小柴生造;山本雅之(ToMMo)
  • 日本人健常人1000人ゲノムプロジェクト(1KJPN)由来の全ゲノム配列データと今回NMRにより測定した血液中の37種類代謝物の定量データとの間の相関解析から、5組の遺伝子非同義置換(non-synonymous variant)と代謝物の間に有意な相関関係を見出した。続いて、非同義置換を酵素の立体構造上にマッピン ……
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2016年09月20日 
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  • Corresponding author: Trey Ideker (UCSD)
  • 殆どの癌には2種類の遺伝子変異が存在する。細胞成長を亢進するか、または、細胞死を回避する変異である。前者に対しては阻害療法が数多く開発されてきたが、腫瘍細胞に細胞死を誘導する遺伝子、腫瘍抑制遺伝子、を修復する療法の開発は困難であった。研究チームは今回、標的を特定の腫瘍抑制遺伝子に定めるのではなく、腫瘍抑制遺伝子と ……
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2016年09月20日 
  • Corresponding author: Christopher R. Vakoc (Cold Spring Harbor Laboratory)
  • The Cancer Genome Atlas (TCGA) とInternational Cancer Genome Consortium (ICGC)などの癌細胞ゲノムシーケンシング・イニシアチブによって、よくある癌のほとんどについて複雑な遺 ……
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2016年09月20日 
  • プロテオミクスをゲノミクス(さらには、トランスクリプトミクス、リン酸化プロテオミクス)に重ね合わせて、癌の分子基盤を解き明かす試み2編
    Cell 論文 corresponding authors: Daniel W. Chan (Johns Hopkins Medical Inst.); Karin D. Rodland (Pacific Northw ……
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2016年09月19日 
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  • Corresponding authors: 新井一也(ORGANOGENIX(*));江口傑徳(岡山大学)
    (*) (旧)SCIVAXライフサイエンス株式会社
  • 上皮間葉転換(epithelial-mesenchymal transition, EMT)は腫瘍細胞の出芽と転移に関与する現象で ……
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2016年09月19日 
  1. [レビュー] CRISPR/Cas9技術の血液疾患への応用
    • Corresponding author: Nami McCarty (U. Texas-Health Science Centre at Houston)
    • CRISPR/Cas9技術の発展をたどった後に血液疾患ごとレビュー
      • 非癌性血液疾患:βサラセミア;鎌状赤血球 ……
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2016年09月18日 
  1. [EDITORIAL] はじめに
    • Senior editors: Joshua Finkelstein, Alex Eccleston & Sadaf Shadan
    • ペプチドという用語が作り出されて以来100年以上にわたりタンパク質の折りたたみ機構と広汎な機能への理解が進んできた。今回、現代のタンパク質科学において最もエキサイティングな4研究分野の ……
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2016年09月18日 
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  1. [論文] GEEP:体細胞核移植に替わるモデルブタの作出法を確立
    • Corresponding authors: 竹本龍也;音井威重(徳島大学)
    • モデルブタは体細胞核移植(somatic cell nuclear transfer, SCNT)によって作出可能になったが、SCNTは高度な技術と時間を要し、また、効率が低いことが懸案となっていた。他の ……
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2016年09月17日
  • Corresponding authors: Jean-Pierre Changeux (Institut Pasteur) & Arthur Christopoulos (Monash University)
  • リガンド依存性イオンチャネルと電位依存性イオンチャネル(LGICsとVGICs)、GPCRs、レセプター型チロシンキナーゼ(RTKs)、および核内受容体(NHRs)の4種類の受容体は ……
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2016年09月17日
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  1. [論文] Lance Array Nanoijnection: CRISPR/Cas9の新たな送達法
    • Corresponding author: Sandra Hope (Brigham Young University)
    • シリコンを微細加工したLance Array Nanoijnection (LAN)は、参考図にあるように、ナノスケールの ……
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2016年09月17日
  [情報拠点注] 20160924 タイトルの一部を改訂しました(「実施的協力」を「有形無形の支援」へ)
  • Corresponding authors: Stephen G. Oliver; Valerie Wood (U. Cambridge)
  • ゲノム配列が爆発的に増大し関連するゲノムスケールのデータがそれに続いている ……
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2016年09月16日
  • Author: Eric Smalley (Freelance writer and editor)
  • 米国NIHは2016年8月に、総額2,830万ドルの遺伝子改変マウス1,000系統作出プロジェクトを、ジャクソン研究所(The Jackson Laboratory)に託した。CRISPR/Cas9技術なくしては成立しないプロジェクトである。ES細胞からのマウスモデルの作出には12〜18か月と ……
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2016年09月16日
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  1. [論文] Cas9のアポ構造からdsDNA切断に至るコンフォメーション変化を分子動力学シミュレーションで追跡
    • Corresponding author: Giulia Palermo (UCSD)
    • Cas9がアポ構造からdsDNA切断に至るまでのPDB登録のCas9アポ構造(4CMQ)、Cas9:sgRNA複合体(4ZT0)、Cas9:sgR ……
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2016年09月15日
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  • Corresponding author(s): Joel R. Meyerson, Sriram Subramaniam (NCI, NIH); Mark L. Mayer (NICHD, NIH)
  • 著者らの先行研究を始めとしてこれまで、「AMPA型グルタミン酸受容体(サブユニット: GluA1-4)とカイニン酸型グルタミン酸受容体(サブユニット: GluK1-5)は、静止状態と脱感作状態 ……
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2016年09月15日
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  • Corresponding author: 高木淳一(大阪大学)
  • 肝細胞増殖因子(Hepatocyte Growth Factor, HGF)は1980年代に鹿児島大学の研究グループが劇症肝炎患者の血清中から発見した因子である。HGFは受容体型チロシンキナーゼMetの結合によって、細胞増殖、細胞生存、遊走などの多様な生理活性を発揮する。そこでHGFの筋萎縮性側索硬化症(ALS)への応用が試みら ……
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