創薬等支援技術基盤プラットフォーム(創薬等PF、PDIS)事業の背景には、旧来の構造生物学と生命科学の融合を目指す構造生命科学(Structural Life Sciences、SLS)の概念が存在しています。本ニュースウオッチでは、Nature (Nature Publishing Group), Science (AAAS/Science)などのジャーナルや各機関のプレスリリースなどから、生命現象全般を対象とした研究の成果・手法・動向を取り上げてお届けします。また、創薬等PFとその前身のターゲットタンパク研究プログラムTPRP)の活動・成果についても随時ご報告致します(タイトルにPDISまたはTPRPと表示いたします)。なお、NEWマークは、直近1週間以内に掲載した記事に付しています。

よく読まれた記事TOP20(直近1週間/1ヶ月/1年:9時と21時に自動更新)
【注:記事TOP20は、IE8では表示されません】

最新の30件を表示中
|


2016年05月25日 
alt
  • 真核生物における転写は、転写開始前複合体(pre-initiation complex, PIC)とRNAポリメラーゼ(RNAP)Ⅱ(以下、Pol Ⅱ)の協働によって進行する。今回、Eva Nogales (LBNL)らの米国チームがヒトにおける転写開始機構の構造基盤をクライオ電顕によって分析した成果(2 論文)を、Patrick Cramer (MPI)らドイツチームが酵母( ……
[全文表示]

2016年05月25日 
  • Corresponding author: Joseph K. Pickrel (New York Genome Center/Columbia University)
  • 42種類の形質(*)を対象とする大規模GWASデータ(**)を統計処理し、複数種類の表現型と相関する遺伝変異が起きている341遺伝子座を同定した(偽陽性率10%)。例えば、亜鉛トランスポーター ……
[全文表示]

2016年05月24日 
souyaku_icon_32[PDIS]お知らせ:5月17日登録記事修正
5月17日掲載記事「連続フェムト秒結晶構造解析法(SFX)でPhotoactive Yellow Proteinの光異性化を見る」にて欠落しておりました挿入図「PYPの中間体PDB登録構造例」を5月24日に追加いたしました。

2016年05月24日 
  1. [論文] アデノウイルス由来タンパク質を“helper”とすることで、ヒト初代T細胞の効率良いゲノム編集を実現:
     Andrew M. Scharenberg (Seattle Children’s Research Institute)
    • 初代T細胞の遺伝子破壊およびまたは遺伝子導入の効率向上を目指して、Cas9、g ……
[全文表示]

2016年05月24日 
alt
  • Corresponding authors: Lakmal Jayasinghe (Oxford Nanopore Technologies Ltd.); Gregor Anderluh (National Institute of Chemistry, Slovenia)
  • 無脊椎動物シマミミズ(Eisenia fetida )由来のライセニン( ……
[全文表示]

2016年05月23日 
  • Corresponding author: 富田泰輔(東京大学)
  • BIN1(Bridging Integrator 1)
    • 遅発型アルツハイマー病の遺伝的リスク因子(複数のGWAS解析から)
    • N末端にBin/Amphiphysin/Rvs(BAR)ドメインが、C末端にSrc homology 3(SH3)ドメインが存在す ……
[全文表示]

2016年05月23日 
  1. [論文] CRISPR/Cas9がHBV cccDNAに誘導する変異のカタログ: Christoph Seeger (Fox Chase Cancer Center)
    • 慢性B型肝炎からの治癒を実現するためには、非分裂細胞に潜む共有結合閉環状DNA (cccDNA)を破壊する必要がある。これまでに試みられたCRISPR/Cas9によるccc ……
[全文表示]

2016年05月22日 
  • 感染症に対する抗生物質はこれまで、半合成法あるいは微生物の発酵生産物の化学修飾によって開発・生産されてきた。今回、Andrew G. Myers(Harvard U.)の研究チームは、単純な化合物から多段の収束的合成を繰り返すことで、認可薬テリスロマイシンと治験が進行中の新規マクロライド(macrolide)系抗生物質ソリスロマイシン(Solithromycin)*p> ……
[全文表示]

2016年05月22日 
alt
  • Corresponding author: 西村善文(横浜市立大学)
  • NMR解析とNMRで得られる化学シフトの値から構造を決定するCS-Rosetta法によって、ヒトH2A-H2Bヘテロ二量体の溶液構造を初めて明らかにし、ヌクレオソームの内外でのヒストンH2A-H2Bの動態をさらに解明していくための構造基盤を提供。
    • H2AとH2Bは共に、 ……
[全文表示]

2016年05月21日 
  • Corresponding author: Mihai G. Netea (Radboud University Medical Center)
  • 免疫記憶は古くは獲得免疫系に存在し自然免疫系には存在しないとされていたが、近年、再感染に対してT細胞とB細胞に依存せず自然免疫系の応答をもたらす自然免疫記憶(innate immune memory/trained  ……
[全文表示]

2016年05月21日 
alt
  1. [論文] 自然リンパ球のレギュローム(regulome)は分化の過程で獲得される: Han-Yu Shih; John J. O’Shea (National Institute of Arthritis and Musculoskeletal and Skin Diseases, NIAMSD)
    • 自然免疫で機能するリンパ球、自然リンパ ……
[全文表示]

2016年05月20日 
  • 2016年5月10日の“ハーバード秘密会合”が波紋を呼んでいる。New York Timesによると、当初の会合名は“HGP2: The Human Genome Synthesis Project”であり、開催時には“HGP-Write: Testing Large Synthetic Genomes in Cells”に変わっていた(注:ここでHGP2に対するHGP1は、ヒトゲノ ……
[全文表示]

2016年05月20日 
  • Corresponding author: Howard Y. Chang (Stanford University)
  • ソラレン誘導体4′-aminomethyltrioxsalen(AMT)によってin vivo でRNA二本鎖を架橋、塩基対結合を固定し、2次元ゲル精製を経て、近接ライブラリーを構築し、シーケンシングを経て、構造と相互作用のモデ ……
[全文表示]

2016年05月20日 
  • Corresponding author: Benjamin J. Blencowe (University of Toronto)
  • RNA二本鎖において並置関係にあるピリミジンを架橋するソラレン誘導体4′-aminomethyltrioxalen (AMT)を利用するLIGR-seq(LIGation of interacting RNA followed  ……
[全文表示]

2016年05月20日 
  • Corresponding authors: Niranjan Nagarajan; Yue Wan (Genome Inst. Singapore, A*STAR)
  • ビオチン化ソラレンと近接ライゲーションアッセイ(PLA)にディープシーケンシングを組み合わせたSPLASH(Sequencing Psoralen crosslinked ……
[全文表示]

2016年05月20日 
alt
  • Corresponding author: Ingo H. Greger (MRC Laboratory of Molecular Biology)
  • 神経伝達とシナプス可塑性の中核を成すAMPARs(AMPA-type glutamate receptors)は主として、GluA1からGluA4までの4種類のサブユニットのヘテロマーとして存在する。今回、AMP ……
[全文表示]

2016年05月19日 
alt
  1. [論文] crRNAスペーサーの長さによってCascadeの活性を調節:Chase L. Beisel (North Carolina State U.)
    • E. coli のタイプI-E CRISPR/CasシステムのCascadeの結晶構造から発想して、crRNAスペーサーの長さを伸ばす効果を解析
      (挿入図1参
       ……
[全文表示]

2016年05月19日 
  • Corresponding author: 早川文彦(名古屋大学)
  • 形質細胞分化は、抗原によるB細胞受容体(BCR)の刺激から始まり、転写抑制因子BLIMP1で制御される。
    • BCR刺激前は、BLIMP1は、B細胞のアイデンティティーを維持する鍵を握る転写抑制因子PAX5によって抑制されている。
    • BCR刺激後は、BLIM ……
[全文表示]

2016年05月19日 
  • Corresponding authors: 井川貴詞;赤井周司(大阪大学)
  • ベンザイン等価体と arynophilesの組み合わせた縮合多環式複素環化合物の新規合成法を開発し、抗精神病薬リスペリドンの収束的合成を実現することで、この新手法が創薬に有用であることを示した。
【注】本リスト ……[全文表示]

2016年05月19日 
  • Corresponding authors: 横島 聡;福山 透(名古屋大学)
  • アコニチン型天然物の一種である(−)-カルジオペタリンの全合成を実現。
  • アコニチン(aconitine)骨格におけるビシクロ[3.2.1]システムの構築と、含酸素官能基を適切な位置への効率的導入とを、一段階で可能にするsulfonyloxiraneのワーグナー・ ……
[全文表示]

2016年05月19日 
  • Corresponding author: 福山 透(名古屋大学)
  • アマサスピラミド類の全合成系で得られる6種類の天然物アルカロイドと4種類の合成中間体について、4種類のヒトがん細胞株(結腸腺がん由来HCT116;前立腺がん由来PC-3;白血病細胞由来MV4-11;膵臓腺がん由来MIA PaCa-2)の増殖阻害能を評価した。
  • アマサスピラミ ……
[全文表示]

2016年05月18日 
[論文] SLENDR法 - マウス脳において、タンパク質細胞内局在をハイスループットかつナノスケールでマッピング
  • Corresponding authors:西山 潤;安田涼平 (Max Planck Florida Institute for Neuroscience)
  • SLENDR法は、CRISPR-Cas9発現ベクターと相同組換え修復(HDR)用のテ ……
[全文表示]

2016年05月18日 
  • Corresponding author: Beau M. Ances (Washington University in St. Louis)
  • βアミロイド(Aβ)の凝集・蓄積とタウタンパク質(tau)の凝集繊維化が、アルツハイマー病(AD)の病理学的特徴である。 これまで前者(Aβプラーク形成)と病理・症状との相関については、PETにおけるAβの可視化を ……
[全文表示]

2016年05月18日 
  • Corresponding author: Paolo Sassone-Corsi (University of California, Irvine (UCI))
  • 概日時計は精密な分子機構を介して生物の代謝と生理を調節しているが、光や栄養といった外的要因のリズム(ツァイトゲーバー)に容易に同調する。それでは、体内のある組織に生じた病的状態が、他の組織における ……
[全文表示]

2016年05月18日 
  • Corresponding authors: Fabrizio Marcucci; Ruggero De Maria (Regina Elena National Cancer Institute/University of Milan)
  • 上皮間葉転換(EMT)は胚発生過程で起こり、腫瘍の進行過程で起こる。腫瘍細胞は、EMTによって運動性と浸潤性を得て転移し、 ……
[全文表示]

2016年05月17日
  • Abbie社の1型C型慢性肝炎治療薬は、FDAによって2014年12月19日に認可され、日本でも2015年9月28日に認可されたが、FDAは2015年10月22日には、死亡例もある重篤な肝障害のリスクがある、と警告した。
  • 肝障害の予測法として、in silico (数理モデル)、3次元オルガノイドによるアッセイ、ヒト肝臓マウスモデルによるアッセ ……
[全文表示]

2016年05月17日
alt
  1. [論文] グルカゴン受容体の新奇リガンド結合部位:Fiona H. Marshall (Heptares Therapeutics Ltd)
    • グルカゴン(glucagon)は主として膵臓のランゲルハンス島のA細胞(α細胞)で生合成・分泌される29アミノ酸残基からなるペプチドホルモンであり、肝細胞に作用してグリコーゲン分解を促進してグルコース ……
[全文表示]

2016年05月17日
alt
[注] 本記事登録時に欠落しておりましたPYPの中間体PDB登録構造例を挿入いたしました(2015/05/24)。
  • Corresponding author: Marius Schmidt (University of Wisconsin–Milwauke)
  • 紅色光合成合成細菌由来の光受容タンパク質イエロープロテイン(PYP)は光を受容後、フェムト秒からミリ ……
[全文表示]

2016年05月16日
  • 長澤和夫(東京農工大学)
  • 2種類の側鎖を持つ非対称型大環状ヘキサオキサゾール化合物4,2-L2H2-6OTD(2)と5,1-L2H2-6OTD(3)を設計・合成。
  • 既報の対称型3,3-L2H2-6OTD(1)と異なり(2)と(3)は、反平行トポロジーとハイブリッド型トポロジーのテロメアDNAを誘導した。
  • 分子力学計算 ……
[全文表示]

2016年05月16日
  • Corresponding author:向田直史(金沢大学)
  • マウス脂肪体に注入すると一貫して骨転移するクローン4T1.3を、高転移性のマウス乳がん細胞株「4T1細胞」から樹立。
  • 4T1.3の増殖能と転移能は4T1と同等であるが、4T1.3を骨内へ注入すると4T1の場合よりも大きな腫瘍を形成する。この際、繊維芽細胞の増殖を伴うが、破骨細胞 ……
[全文表示]

全件表示


CCBYSA